○特徴
流通名についている通り、オレンジ色で繊細な葉を5枚輪生させるミリオフィラムの仲間です。
底床や水中の栄養状態が良いと、輪径が約5〜6cmほどにもなる大きめなミリオフィラムです。
水上葉の状態から水中に投入した初期は葉の表面に気泡が付き、見違えたような神秘さ・綺麗さを見せますが、数日もすると気泡が無くなってきます。水上葉につく気泡はあくまでも一時的なものなので、そのイメージを持たないよう要注意です。
『ローライマ産』という産地のついたオレンジミリオフィラムも存在していますが、現在出回っている各ファームのオレンジミリオと全くの別物なのかは不明です。ファームの入手の過程で産地が漏れたのか、、、どちらも育成してみましたが、差異は確認できませんでした。
水中へ馴染むのは早いほうで、1週間ほどで新芽が色づき始め水中葉に変化します。上へ伸びる傾向が強く、高光量でも光に向かって伸長します。
水中へ馴染むのは早いほうで、1週間ほどで新芽が色づき始め水中葉に変化します。上へ伸びる傾向が強く、高光量でも光に向かって伸長します。
○育成のポイント
幅広い水質に適応し、光量と底床の栄養状態が十分であればCo2添加無しでも育成可能です。硬度が高くてもある程度耐えられるので大磯、砂利での育成も大丈夫です。
底床や水中に養分が少ない状態でCo2添加を続けていると、茎が間延びしスカスカした草姿になるので状態を見ながら施肥を行いましょう。葉が繊細で水流に煽られ易いので、流れが緩やかな場所に植えたほうが綺麗に育ちます。
トリミングにも強く、切ってしばらくすると脇芽が出てきます。しかし、ロタラ系やパールグラスよりも新芽の展開や新芽が勢いづくまでに少し時間がかかるので、少し早めにトリミングしタイミングをずらしてあげると見栄え良く維持できます。
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